こんにちは、リハビリテーション室です
関屋病院のリハビリテーション室スタッフは、理学療法士4人、作業療法士1人、リハビリ助手1人の計6名です。
「心が動けば体が動く」を大切にし、寝たきりの方からおひとりで歩ける方まで、お一人おひとりに合わせたリハビリを行っています。
その一例をご紹介いたします。
目標に向かうリハビリ
「口から食事が食べられるようになりたい」や、「歩いて散歩に行きたい」など明確な目標をお持ち いただくと、リハビリの成果は出やすくなります。
私たちもその目標に寄り添って取り組んでいます。
目標をお持ちでない方には、ご家族さまに入院前にお好きだったことを伺って、患者さまとのおしゃべりの中で目標を探していきます。
寝たきりの方のリハビリ
ベッドの上でもリハビリを行っています。体が緊張すると関節が硬くなるため、おしゃべりをしながら体をマッサージし、痛みがなければ関節をゆっくり動かします。また、体調が良ければ一緒にベッドに座り、外の景色を眺めることもあります。
「気持ちいいわ」「今度いつ来てくれるの」 と言っていただけるのも、笑顔になられるご様子を拝見できるのも、私たちの励みに なっています。
趣味を生かしたリハビリ
フラワーアレンジメントがお好きな方には、庭園散歩で花摘みをご提案。患者さまの「先生」からスタッフの「生徒」が花の生け方を教わります。俳句がお好きな方には、一緒に一句考えたり、患者さまの俳句をたくさんの方に聞いていただく場を作ったりしています。
お好きだったことを行っていると昔を思い出されます。ご自身を語ることで、ストレス発散になります。