食塩水でお絵かきをしよう! (サイエンスの日) ~みどり保育所~
みどり保育所は11月より、「サイエンスの日」を開始しました。
「サイエンス」とは「科学」のこと。
実験や観察を通して、身近な “不思議” を子ども達とたくさん発見したいと思っています。
11月のテーマ「身近なもので絵を描いてみよう!」
記念すべき第一回目は、「食塩水でお絵かき」に挑戦。
(ん?塩って絵が描けるの? どんな絵になるの??)
それでは、実験のスタートです。
まずは、カギとなる飽和食(ほうわしょく)塩水(えんすい)を作ります。
水が入ったコップに塩を入れ…、
塩が溶けてなくなるまでよ~くかき混ぜます。
この作業を何度も行い、溶けきれなくなった塩がコップの底に溜まれば飽和食塩水の完成です。
飽和食塩水とは簡単に言うと……ものすごく辛い塩水のことですね。笑
では、飽和食塩水を使ってお絵かきをしていきましょう。
アンパンマンを描いているのかな?
これはもしかして…自画像??
しばらくすると、お友だちが何かに気付いたようです。
「あれ?白くなってきた?!」
そうです。
時間が経つと水分が蒸発し、描いた部分が塩の結晶となって白く残るのです。
描いた直後↓
2時間後↓
近くで見ると、キラキラ銀色に光ってとってもキレイです。
おや?
他のお友だちも何かを発見したようです。
「ねえ!ここザラザラしてるよ!」
結晶の感触を楽しむことができるのも、この実験の面白いポイントの1つです。
今回は、身近なもの「塩」でお絵かきをしてみました。
飽和食塩水をちょっと舐めてみると予想以上に塩辛くて「からい~!!💦」と顔をしかめたり、
白く浮き出で来るのを待ちきれずに何回も自分の絵を確認しに行ったり、塩の結晶を夢中になってずっと触っ
てみたり…子ども達の反応は様々でした。
中には家に帰って飽和食塩水作りにチャレンジした子どもや、お家の方に作り方を説明した子どもいたよう
です。
最後に、
「今日のことを絵に描いてみてくれる?」と子どもにお願いしたらこんな絵日記を描いてくれました。
“きょうは ほうわしょくえんすい”
「飽和食塩水」という言葉を覚えたようですね。