当院では各病棟で、患者さまが主役の特色のある取り組みを行っています。

今回は「うれしい出来事」をご紹介します。

口からのお食事を。ふたかみ１病棟

こちらの患者さまは今年の９月に入院してこられました。食べ物を飲み込むことが難しいということで、お食事の方法は直接胃に栄養を投与する「胃ろうカテーテル」でした。おしゃべりがお好きな方なので、もしかするとおしゃべりができるのなら飲み込む力もあるのではないかと、医師と病棟スタッフで相談をして口からのお食事を試みました。口に含んだゼリーを飲み込まれたときは感動したそうです。おやつにプリンやゼリーを召し上がるようになり、ご家族さまも「おやつを持ってくるのが楽しみです」と喜んでおられます。今では、口から昼食を召し上がられています。

関屋病院ニューズレター「りんご便り12月号」より